BCD(Boot Configuration Data)は、Windowsオペレーティングシステムのブートローダーが使用する設定データベースです。BCDは、Windows Vista以降のバージョンで導入されました。このデータベースには、システムのブートプロセスに関する情報が格納されており、特にブートローダーがどのオペレーティングシステムを起動するか、どのディスクおよびパーティションから起動するかなどの情報が含まれています。
BCDは、マスターブートレコード(MBR)やGUIDパーティションテーブル(GPT)などのブートセクターの情報を管理し、起動可能なオペレーティングシステムのエントリを指定します。これにより、複数のオペレーティングシステムが同じコンピューター上で共存でき、ユーザーは起動時にどのオペレーティングシステムを使用するか選択できるようになります。
BCDのエントリは、BCDeditと呼ばれるコマンドラインツールを使用して編集できます。このツールを使って、新しいオペレーティングシステムを追加したり、起動オプションを変更したりすることができます。BCDの誤った設定は、システムの起動に影響を与える可能性があるため、慎重に変更する必要があります。
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