CPUのグリス交換のタイミングは、明確な決まりはありませんが、一般的には2年~3年程度が目安とされています。
グリスは、CPUとCPUクーラーの間に密着して、CPUの熱をCPUクーラーに効率よく伝える役割を担っています。しかし、時間が経つにつれてグリスは硬化や劣化が進み、熱伝導率が低下します。そのため、グリスが劣化すると、CPUの温度が上昇し、CPUのパフォーマンスが低下したり、故障の原因になったりする可能性があります。
また、CPUの使用環境や使用頻度によっても、グリスの劣化が早まることがあります。たとえば、高負荷でCPUを使用することが多い場合や、高温の環境で使用している場合などは、グリスの劣化が早まりやすいです。
CPUのグリス交換の目安は、以下のとおりです。
2年~3年使用した場合
CPUの温度が徐々に上昇してきた場合
CPUクーラーを分解したことがある場合
CPUのグリス交換は、比較的簡単な作業ですので、自分で行うことも可能です。しかし、CPUは精密なパーツですので、分解の際には注意が必要です。
CPUのグリス交換の手順は、以下のとおりです。
パソコンの電源を切り、電源ケーブルを抜く。
パソコンの裏蓋を開ける。
CPUクーラーを取り外す。
CPUのグリスを拭き取る。
新しいグリスを塗る。
CPUクーラーを取り付ける。
パソコンの裏蓋を閉じる。
CPUのグリス交換を行う際は、以下の点に注意してください。
CPUクーラーを取り外す際には、CPUを傷つけないように注意する。
CPUのグリスを拭き取る際には、完全に拭き取らないと、新しいグリスと混ざって性能が低下する。
新しいグリスを塗る際には、適量を均一に塗る。
CPUのグリス交換を行うことで、CPUの温度を下げ、CPUのパフォーマンスを向上させることができます。また、CPUの故障を予防することにもつながります。
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